「社内のデータを安全に共有したいけれど、専門的な知識がない…」
「法人向けのNASを探しているが、種類が多すぎてどれが自社に合っているか分からない」
そんなお悩みを抱える中小企業の経営者様や総務担当者様に向けて、本記事ではIT専任担当者(情シス)が不在でも「簡単」に導入・運用できる法人向けNASの選び方と、プロが厳選したおすすめ機種をご紹介します。
1. なぜ中小企業にNASが必要?クラウドやサーバーとの違い

NAS(Network Attached Storage)は、社内ネットワークに接続して複数のパソコンからデータを共有できる「外付けハードディスク」の進化版です。
- ファイルサーバーとの違い: サーバー用OSや専門的な構築が不要で、導入してすぐに使える「手軽さ(簡単さ)」がNASの最大のメリットです。
- クラウドストレージとの違い: 月額料金(サブスク)がかからず、大容量データを買い切りで運用できます。また、手元にデータがあるため、大容量の動画や設計図データでもサクサク高速に開くことができます。
2. 情シス不要!「簡単」に導入・運用できる法人向けNAS 4つの選び方
IT知識がなくても失敗しないためには、以下の4つのポイントでNASを選びましょう。
① 「HDD内蔵モデル」か「NASキット(別売)」か
- HDD内蔵モデル(完成品): 最初からNAS専用のHDDが組み込まれており、買ってすぐに使えます。設定のハードルが最も低く、「とにかく簡単に始めたい」企業におすすめです。(例:Buffalo、I-O DATAなど)
- NASキット(HDD別売): 本体(ガワ)だけを購入し、用途に合わせてHDDを後から挿入します。拡張性が高く、スマホのような直感的な操作画面(OS)を持つメーカーが多いのが特徴です。(例:Synology、UGREENなど)
② 操作画面の分かりやすさ・スマホアプリ対応
最近のNASは、ブラウザ上でパソコンのデスクトップ画面のように直感的に操作できるものが増えています。また、専用のスマホアプリが用意されているメーカーを選べば、外出先からのファイル確認や、トラブル時の通知受け取りもスマホで簡単に完結します。
③ トラブル時の「サポート体制」
万が一故障した際、専門知識がなくても安心なのが「オンサイト(駆けつけ)保守」に対応したモデルやメーカーです。電話一本で保守員が新しいHDDを持って交換に来てくれるサービスが付帯していると、業務のダウンタイムを最小限に抑えられます。
④ データ消失を防ぐ「RAID(冗長化)」機能
最低でもHDDを2台以上搭載できる「2ベイ」以上のモデルを選びましょう。「RAID 1(ミラーリング)」などの設定をしておけば、2つのHDDに同じデータを同時に書き込むため、1台が壊れてもデータが消えることはありません。
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3. 法人向けNASのおすすめ主要メーカー3社

Buffalo(バッファロー)|安心の国内シェアNo.1
日本のオフィスにおける絶対的定番。最初からHDDが内蔵された設定済みモデルが主力で、国内メーカーならではの手厚い日本語サポートと「駆けつけ保守」が魅力。IT担当者がいない会社に最適です。
Synology(シノロジー)|直感的なOSと高機能アプリ
世界的に人気のメーカー。最大の特徴は、ブラウザ上で操作できる独自のOS(DiskStation Manager)の使いやすさ。PCやスマホの自動バックアップ機能も非常に強力で、テレワーク環境にぴったりです。
UGREEN(ユーグリーン)|大注目の高コスパ&新星メーカー
近年急速にシェアを伸ばしている新進気鋭のメーカー。驚くほど使いやすいスマホアプリ「UGOS」を採用しており、IT知識ゼロでも直感的に設定やファイル共有が可能です。
4. 【規模・目的別】プロが厳選!簡単&安心の法人向けNASおすすめ3選
当サイトの「法人向けNASデータベース」の中から、特に設定や運用が簡単なモデルを厳選しました。
① 【設定済みで安心・手厚い保守】Buffalo TeraStation TS3220DN

- 推奨規模: SOHO〜小規模(10名程度)
- 特徴: 国内シェアNo.1のド定番。HDD込みで初期設定の手間がほとんどありません。壊れた際の保守体制が手厚く、「設置したらあとはお任せ」で安心を買いたい企業に最適な1台です。
② 【スマホ感覚の簡単操作・高機能】Synology DiskStation DS423+

- 推奨規模: 小〜中規模(〜30名)
- 特徴: 【HDD別売】スマホアプリが超優秀で、外出先からの安全なアクセスやクラウドとの自動連携が簡単に行えます。テレワーク主体の企業や、デザインデータを扱うクリエイティブな職場におすすめです。
③ 【圧倒的コスパ・直感的UI】UGREEN NASync DXP4800 Plus

- 推奨規模: 小〜中規模(〜30名)
- 特徴: 【HDD別売】高性能ながら価格を抑えた大注目の新機種。10GbEポート搭載で驚くほど通信が速く、分かりやすい専用アプリのおかげで、専任担当者がいなくても簡単に高度なファイル共有環境を構築できます。

よくある質問(FAQ)
Q1. NASの初期設定は、IT素人でも本当に自分でできますか?
A. 機種によりますが、可能です。本記事で紹介した「HDD内蔵モデル(Buffaloなど)」は、ケーブルを挿して電源を入れるだけで使い始められるよう設計されています。また、最近の機種(SynologyやUGREENなど)は、スマホアプリの画面の案内に従うだけで初期設定が完了するため、専門知識は必要ありません。
Q2. 従業員数人なら、安い「外付けHDD」でも十分ですか?
A. 複数人でデータを共有・編集する場合は「NAS」を強く推奨します。外付けHDDは1台のPCにしか繋げないため、データの受け渡しに手間がかかります。また、NASは2台以上のHDDにデータを分散保存(RAID)できるため、機器の故障によるデータ消失リスクを劇的に下げることができます。
Q3. 法人向けNASの寿命(買い替え時期)はどれくらいですか?
A. 一般的に「約5年」が目安です。NAS本体よりも、中のハードディスク(HDD)が24時間稼働し続けることで消耗するためです。突然の故障を防ぐため、導入から5年が経過したら、本体ごと新しい機種へリプレイス(入れ替え)することをおすすめします。
5. 自社に最適なNAS選び、プロに「丸投げ」しませんか?
「記事を読んでも、結局自社にどれくらいの容量・スペックが必要か判断するのが難しい…」 「今のネットワーク環境でちゃんと動くのか不安」
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