使い始めた頃にトラブルが出ます。
社長としては「なぜ今さら?」と感じやすいポイントです。
性能表の数字だけ見て選ぶと失敗する

カタログ性能の落とし穴
UTMには「最大通信速度」「VPNスループット」などの数字が並びます。
これ、実は理想条件での数値です。
現場では、ウイルス検査や通信チェックを全部ONにします。
すると実効速度は、カタログの半分以下になることも珍しくありません。
社長が見るべき本当の指標
大事なのは「同時VPN接続数」と「実運用時の速度」です。
何人が同時に使うか、朝夕のピークは何人か。
この視点が抜けたまま選ぶと、また同じ問題が起きます。
数字が大きい=安心、ではないのがUTM選びの難しさです。
性能表は「最低ライン」として見るのが正解です
危ないUTM運用と、まだ大丈夫な運用の違い
| 状態 | 内容 |
|---|---|
| まだ大丈夫 | VPN利用者が少なく、切断がほぼ起きない |
| 黄色信号 | 時間帯によってVPNが不安定になる |
| 危ない | 毎日のようにVPNが切れ、業務に支障が出ている |
黄色信号の段階で動けるか
多くの会社は、真っ赤になるまで我慢します。
でも黄色信号の時点で手を打てば、コストも小さく済みます。
社員の不満も爆発しません。
この判断ができるかどうかが、社長の分かれ道です。
社長が今日やるべき現実的な確認ステップ

まず確認してほしい3つのこと
専門知識は不要です。紙にメモしながらで大丈夫です。
今使っているUTMの型番、導入年、想定利用人数。
そして現在のVPN同時接続人数。
これだけで、危険度はかなり見えてきます。
- UTMを導入した年はいつか
- 当時の社員数と今の社員数
- テレワークで同時にVPNを使う最大人数
次にやるべき一歩
この情報を持って、第三者に確認を取ってください。
売り込み前提ではなく、性能的に足りているかだけを見る。
ここを曖昧にすると、また高い買い物を繰り返します。
社長の役目は、決断の材料を揃えることです。
まとめ:VPNトラブルは社長の判断で止められる

VPNが切れるのは、社員のせいでも回線のせいでもありません。
多くの場合、UTMが今の働き方に追いついていないだけです。
ここに気づけるかどうかで、業務の安定度は大きく変わります。
まずは現状把握、それが社長の今日の仕事です。
「知らなかった」で済ませるか、「今止める」かは社長次第です

