VPNは「PPTP・L2TP・IPsec」どれを選ぶ?古い方式を使い続けると起きる現実トラブル

「VPN入れてるから大丈夫ですよね?」

この一言、正直かなりヒヤッとします。

実際の現場だと、「昔設定したまま」「業者に言われるまま」で、そのまま何年も放置…って会社、めちゃくちゃ多いんです。

しかも怖いのは、“ちゃんと動いてるから問題ない”と思ってしまうこと。

でも裏側では、こんなことが起きてるケース、何度も見てきました。

  • VPNはつながるけど、実は中身が丸見え状態
  • 取引先から「セキュリティ弱いですね」と指摘される
  • ランサムウェア侵入の入口になる
  • テレワーク端末が踏み台になる
  • 気づいたときには情報漏えい
  • 最悪、取引停止

ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、これ全部、実際にあった話です。

VPNの種類の違いと、今すぐ見直すべきポイントを理解し「安全な構成に変える」ことがゴールです

目次

VPNの「種類の違い」をざっくり整理しておきましょう

VPNの「種類の違い」

PPTPって何?昔は主流、でも今は危険扱い

PPTPは、かなり昔からあるVPNの仕組みです。

設定が簡単で、とにかく「つながりやすい」のが特徴なんです。

だからこそ、中小企業では今でも残ってることが多い。

「前の業者が入れてくれたやつ、そのまま使ってます」ってパターンですね。

ただここ、かなり重要なんですが…

PPTPはすでに「破られる前提の技術」なんです。

鍵の仕組み自体に弱点があって、今の時代の攻撃には耐えられません。

例えるなら、昔の南京錠で金庫守ってる感じです。

L2TPって安全なの?実は単体だと弱い

L2TPはPPTPより新しい仕組みです。

名前だけ聞くと安心しそうですよね。

でも、ここも誤解されやすいポイント。

L2TP単体では、暗号化が弱いんです。

実際は「IPsecとセット」で使って、初めて安全性が出ます。

つまり、L2TPだけ見ても意味がないということです。

IPsecって何?今の主流はこれ

IPsecは、今のVPNの主流です。

しっかり暗号化して、通信を守る仕組みですね。

企業でちゃんと構築されてるVPNは、基本これです。

ただし設定が少し複雑で、ここがネックになります。

結果として、「簡単だからPPTPのまま」になりがちなんです。

結論:PPTPは即見直し、L2TPは構成確認、IPsecが基本です

古いVPNを使い続けると、何が起きるのか

「つながってる=安全」ではない

ここ、めちゃくちゃ誤解されます。

VPNがつながる=安全、ではないんです。

実際には、「中身が見えてる状態」でつながってるケースもあります。

見た目は普通に使えるので、気づかないのが一番怖いところです。

ランサムウェアの入口になる

古いVPNは、攻撃者からすると“入口”です。

しかも鍵がゆるい状態。

そこから社内ネットワークに侵入されて、ファイル全部ロック…

という流れ、珍しくありません。

取引先チェックで落ちる

最近増えてます、これ。

取引先からセキュリティチェックシートが来るやつ。

そこで「PPTP使ってます」と書いた瞬間、アウトになることもあります。

理由はシンプル、「古い=危険」と判断されるからです。

「問題が起きてない」ではなく「気づいてないだけ」の可能性があります

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よくある誤解と現場のリアル

よくある誤解と現場のリアル

「昔から使ってるから大丈夫」

これ、本当に多いです。

でもセキュリティって、“時間が経つほど弱くなる”んです。

昔安全だったものが、今も安全とは限りません。

「業者が入れたから安心」

これも要注意です。

その業者、何年前の設定ですか?って話です。

保守契約が切れてる場合、完全に放置状態のこともあります。

「小さい会社だから狙われない」

むしろ逆です。

中小企業は“守りが弱い”ので狙われます。

しかも踏み台にされて、大企業に攻撃されるケースもあります。

攻撃者は「弱いところ」から入ります。規模は関係ありません

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今のVPN、これだけは確認してください

まずは方式を確認

使ってるVPNが何なのか。

PPTPか、L2TPか、IPsecか。

ここがスタートです。

構成が正しいかを見る

L2TPの場合、IPsecとセットになってるか。

これ、意外と抜けてることあります。

誰が管理しているか

社内?外注?

責任の所在が曖昧なままだと、トラブル時に詰みます。

状態評価
PPTP使用危険(即見直し)
L2TP単体危険(構成不備)
L2TP+IPsec可(設定確認必須)
IPsec安全(推奨)

「分からない」が一番危険。まず把握することが第一歩です

じゃあ結局、どうすればいいのか

じゃあ結局、どうすればいいのか

結論:古いものは捨てる

ちょっと強い言い方ですが、これが現実です。

PPTPはもう使わない。

これだけでもリスクはかなり下がります。

プロに一度見てもらう

設定ミス、かなり多いです。

特にVPNは“見えない部分”なので、自己判断が難しい。

無料診断レベルでもいいので、一度見てもらうのが現実的です。

テレワーク環境をセットで見直す

VPNだけ良くても意味がありません。

端末、Wi-Fi、ID管理、全部つながってます。

ここ、まとめて見直すのが効率いいです。

「VPN単体」ではなく「テレワーク全体」で考えるのが正解です

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まとめ:明日やるべき一歩

VPNの選び方と見直しポイント

まずは、今使ってるVPNの種類を確認してください。

分からなければ、業者か担当に聞く。

その上で、PPTPなら見直し検討。

L2TPなら構成確認。

ここまでやれば、かなり安心度は変わります。

「知らないまま使い続ける」が一番危険です。今日中に一度、確認してみてください

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