「全員じゃないんです。1人だけなんです」
これ、地味に厄介なんですよね。 会社全体のネットが落ちてるなら原因を疑いやすいんですが、 “特定の1台だけ遅い”は、犯人が見えにくいんです。
しかもその1台が経理担当だったり、営業責任者だったりすると胃が痛くなります。 請求書が送れない。 Zoomが固まる。 顧客との商談中に画面共有が止まる。 地味どころか普通に売上へ響きます。
さらに怖いのは、 「パソコン古いから仕方ないよね」 で放置されがちなことです。
実際はもっと単純な原因も多いです。
- 1台だけWi-Fiが弱い場所にある
- IPアドレスが社内で重複している
- DNS設定が壊れている
- VPNソフトが悪さしている
- セキュリティソフトが通信を止めている
- LANケーブル不良
正直、現場だと「高い機器買わなきゃダメですか?」と聞かれることがあります。 でも、その前に見る場所があるんです。
この記事を読めば、社内の特定PCだけ遅い原因を自社で切り分け、業者へ相談する前に何を確認すべきか分かります
まず確認してください。本当に「そのPCだけ」の問題ですか?

同じWi-Fiで他の社員も遅いか確認する
まず最初にやることはシンプルです。 その席の周辺にいる人へ聞いてください。
「あなたのPCも遅い?」 これだけです。
周囲も遅いなら、 そのPCではなくWi-Fiアクセスポイント側の問題かもしれません。
逆にそのPCだけなら、 端末側を疑う流れになります。
意外と社長自身が「会社全体の問題だ!」と焦って、 業者を呼んでしまうケースあります。 そして原因は社員の席下で半抜けになったLANケーブル。 あるあるです。
有線LANならケーブルを疑う
LANケーブルって地味ですが、 かなり犯人率高いです。
椅子で踏む キャスターで潰す 無理に折る
これだけで通信速度が落ちることがあります。
交換コストも安いので、 最初に試す価値あります。
まず「会社全体の障害」か「1台だけの障害」かを分けるだけで、原因候補はかなり減ります

IPアドレス重複は地味に多いです
IPアドレスって何?
簡単にいうと、 社内ネットワーク上の住所です。
同じ住所の人が2人いたら、 郵便物届かないですよね。 ネットも同じです。
固定IP設定で事故が起きやすい
複合機 監視カメラ NAS 古いPC
これらを手動設定している会社で起きやすいです。
退職者PCの設定を流用して、 同じ番号を使ってしまうケースもあります。
こんな症状なら要注意
- 突然ネットが切れる
- 繋がったり切れたりする
- 朝だけ不安定
- 印刷も不安定
| 状態 | 可能性 |
|---|---|
| ずっと遅い | PC性能・Wi-Fi |
| 突然切れる | IP重複 |
| サイトだけ開かない | DNS異常 |

DNSエラーは「ネットあるのに見れない」状態を作ります

DNSって何?
難しく聞こえますが、 電話帳みたいなものです。
サイト名を 数字の住所へ変換しています。
DNSが壊れると起きること
Googleは開ける でも社内クラウドが開けない
こういう謎現象が起きます。
社員から 「ネットあるのに仕事できません」 と言われると混乱しますよね。
よくある原因
- VPNソフト
- 古いセキュリティソフト
- 手動DNS設定
- ルーター設定不具合
「サイトが全部見れない」のか「一部だけ見れない」のかを確認すると切り分けしやすいです
VPNが原因で遅くなる会社、かなり増えました
在宅勤務ツールが残っていませんか?
コロナ時代に導入したVPNが、 そのまま放置されている会社多いです。
使っていないのに常時起動。
これ、 かなり通信を圧迫します。
社員本人も気づいていない
「右下のアイコンよく分からないから触ってない」 本当に多いです。
その結果、 通信が遠回りして遅くなります。
セキュリティソフトが通信を止めるケースもあります

更新失敗で暴走することがあります
セキュリティソフトは必要です。
でも、 更新エラー後に通信監視だけ厳しくなり、 業務ソフトが止まることがあります。
「守るためのソフトが仕事止める」 笑えない話です。
複数ソフトの二重導入も危険
昔のソフトを削除せず、 新しいソフトを入れるケースもあります。
中小企業ではかなり見ます。
何を入れているか一覧化できない会社は、まずそこから整理した方が早いです

業者へ連絡する前に社長が見るべきチェック項目
この順番で確認してください
- そのPCだけ遅いか
- Wi-Fiか有線か
- LANケーブル異常
- VPN有無
- セキュリティソフト
- 最近入れた機器
ここまで整理してから業者へ連絡すると、 話が早いです。
「なんか遅いです」 だけだと、 調査費だけ増えがちなんです。
最近増えた機器を思い出す
防犯カメラ 複合機 NAS 新PC
新しい機器導入直後に遅くなったなら、 かなりヒントになります。
まとめ|放置すると「たまに遅い」が一番危険です

完全停止なら皆すぐ動きます。
でも 「たまに遅い」 「今日は大丈夫」 が一番危ないです。
社員は少しずつストレスを溜めます。 顧客対応は少しずつ遅れます。
気づいた時には、 業務効率も信用も削られているんです。
明日やることはシンプルです。
- 遅いPCを特定する
- 発生時間を記録する
- 新しく入れた機器を洗い出す
- VPNとセキュリティソフト確認
「まだ動いてるから大丈夫」は危険です。小さな遅延は、大きなトラブルの前触れだったりします

