富士フイルム beat(ビート)からFortiGateに乗り換えるといくら安くなる?月額料金・5年総額を徹底比較

「beatの月額、正直高いと思ってる。もっと安くできないの?」
「複合機とセットで契約したけど、セキュリティだけ見直したい。乗り換えるといくら変わる?」

富士フイルムのbeat(ビート)を使っている中小企業から、いま最も多く寄せられるのがこの相談です。beatは「セキュリティも保守も全部コミコミで安心」な反面、月額料金が積み上がると総額が大きくなるのが悩みどころ。さらに2026年5月にはbeatの利用料金の値上げも発表され、「今こそ見直したい」という声が増えています。

結論から正直にお伝えします。beat/active(月額14,700円)を、買い切り型のFortiGateに乗り換えると、5年間でおよそ50万円前後のコスト削減になるケースが多いです。ただし、beatには「24時間365日サポート」「オンサイト保守込み」という価値もあり、単純に安ければ良いわけではありません。この記事では、月額料金と5年総額を具体的な数字で並べ、「あなたの会社は乗り換えるべきか」を判断できるようにします。

「beatから乗り換えると、うちはいくら安くなる?」
現在のbeatの契約内容(プラン・月額・オプション)をお聞かせいただければ、FortiGateに乗り換えた場合の5年総額と削減額を無料で試算します。
「今の請求書」をお手元にご相談ください。

見積もり適正診断を申し込む >

※現在のbeat請求書があれば、それを見ながら試算できます。
※しつこい営業電話は一切いたしません。原則1営業日以内にご連絡します。
目次

まず現状把握:beatの月額料金はいくらか

beatの月額料金

乗り換えの損得を計算する前に、今払っているbeatの料金を正確に把握しましょう。beatには主に3つのプランがあります。

スクロールできます
プラン月額(税別・目安)主な対象
beat/solo6,800円〜個人事業主・ごく小規模
beat/active14,700円中小企業の標準プラン(最多契約)
beat/basic19,800円〜拠点間接続・多重化が必要な会社

注意:「basic」という名前ですが、activeより高額です。「ベーシック=安いプラン」というイメージで選ぶと逆に高くつきます。多くの中小企業が契約しているのは、中間のbeat/active(月額14,700円)です。さらにリモートアクセスオプション(月額3,500円)を付けると、月額18,200円になります。beatの料金体系や評判の詳細は富士フイルム beatの料金と評判で詳しく解説しています。

そして見逃せないのが、2026年5月に富士フイルムが発表したbeatサービスの価格改定(値上げ)です。人件費・物価高騰を理由としたもので、これから契約更新を迎える会社は、実質的な負担がさらに増える見込みです。「更新のタイミングで見直す」なら、まさに今が判断の時です。

【本題】beatとFortiGateの5年総額を比較する

では、beat/active(VPN付き)と、買い切り型のFortiGateを導入した場合で、20名規模・5年運用の総額を並べます。beatは「月額×60ヶ月」、FortiGateは「本体+ライセンス+設定+保守」の合算です。

スクロールできます
項目beat/active
(VPN付き)
FortiGate 50G
+VPNルーター構成
料金形態月額課金
(機器は借り物)
買い切り
(機器は自社資産)
月額換算約18,200円約9,000円前後
(5年総額を60分割)
5年総額の目安約109万円約55万円
サポート24/365・
オンサイト保守込み
センドバック保守が標準
(駆けつけは別途)
契約終了後機器を返却
(手元に何も残らない)
機器は自社のもの
(延命・再利用可)

※beatは富士フイルム公式料金、FortiGateはFortinet公式データシートと実勢価格に基づく目安。構成・オプションにより変動します。

同じ20名規模・VPN付き・5年で比較すると、その差は約54万円。beat約109万円に対し、FortiGate構成は約55万円です。しかも、beatは5年後に機器を返却して手元に何も残らないのに対し、FortiGateは機器が自社資産として残ります。純粋なコストだけを見れば、FortiGateへの乗り換えメリットは非常に大きいと言えます。

ただし「安さ」だけで決めてはいけない

正直にお伝えすると、beatには価格差を正当化しうる価値もあります。それが「24時間365日のサポート」と「オンサイト保守(駆けつけ修理)が標準込み」という点です。

つまり、beatの月額には「機器代+セキュリティ+手厚いサポート+丸投げできる安心感」が全部含まれています。社内にIT担当が全くおらず、何かあったら全部お任せしたいという会社にとっては、この安心感に月々の差額を払う価値がある場合もあります。乗り換えを検討する際は、「この差額54万円で、自分たちはどこまで自走できるか(あるいは代わりの保守体制を作れるか)」を考えることが重要です。

beatの安心感は残しつつ、コストだけ下げられないか?
実は「FortiGate+保守契約」でも、beatに近いサポート体制を、より安く組めるケースがあります。
貴社が「どこまで任せたいか」をお聞きして、ちょうどいい構成と総額を無料でご提案します。

見積もり適正診断を申し込む >

※「サポートは残したいが月額は下げたい」——そんなご要望こそご相談ください。
※原則1営業日以内に、担当エンジニアよりご連絡します。

beatとFortiGate、機能面の違いも押さえておく

機能面の違い

価格だけでなく、中身の違いも知っておくと判断がクリアになります。

  • beatは「サービス」、FortiGateは「製品」:beatは機器(beat-box)を借りて使う月額サービス。機器の所有権は富士フイルムにあります。FortiGateは自社で買って所有する製品です。
  • セキュリティの深さはFortiGateが上:beatは手軽さ重視のため、SSLインスペクション(暗号化通信の中身検査)やサンドボックスといった高度な機能はFortiGateと比べて限定的です。今はほとんどの通信が暗号化されているため、この差は年々重要になっています。
  • 設定の自由度もFortiGateが上:beatは「お任せ・メンテナンスフリー」が売りな反面、細かい制御はしにくい。FortiGateは自由度が高い分、設定できる業者が必要です。

FortiGateの具体的な機種と性能はFortiGate 50G完全レビュー、価格の全体像はFortiGateの価格相場と導入費用の全体像で確認できます。

beatから乗り換える手順と「解約」の注意点

「乗り換えたい」と思っても、beatは月額サービスのため、解約と移行にはいくつか注意点があります。順番に進めれば難しくありません。

ステップ1:現在の契約内容と最低利用期間を確認する

まず、今のbeatの契約書を確認してください。最低利用期間や、途中解約時の扱いが定められている場合があります。複合機とセットで契約している場合は、複合機側の契約と分けて考える必要があります。

ステップ2:解約のタイミングを見極める

月額サービスは、更新月の前に解約予告が必要なケースが一般的です。契約満了の1年前から準備するのが理想ですが、遅くとも数ヶ月前には動き始めましょう。タイミングを誤ると、不要な期間の月額を払い続けることになります。

ステップ3:新しいFortiGate環境を並行して準備する

セキュリティに空白を作らないため、beatを解約する前にFortiGate環境を構築し、切り替える形が安全です。機器選定・設定・切り替え作業を、beatの解約タイミングに合わせて段取りします。

ステップ4:beat-boxを返却する

beat-boxは借り物なので、解約時に返却が必要です。返却方法・期限を確認し、忘れずに手続きしましょう。

「解約」と「新環境構築」を同時に段取りするのが、乗り換え成功のカギです。どちらか一方だけ進めると、「セキュリティの空白期間ができる」か「二重に費用がかかる」リスクがあります。IT担当がいない会社にとっては、ここが一番の不安ポイント。保守業者の乗り換え手順もあわせて参考にしてください。

beatから乗り換えるべき会社・残すべき会社

最後に、正直な判断基準をお伝えします。すべての会社が乗り換えるべき、というわけではありません。

乗り換えを強くおすすめする会社

  • 「beatが高い」と感じており、コスト削減が最優先 → 5年で約50万円前後の差は大きい。
  • ある程度、機器の管理を任せられる業者を持てる(または探せる) → FortiGate+保守契約で安く同等の体制が組める。
  • 暗号化通信の検査など、より高度なセキュリティが必要になってきた → FortiGateの方が対応力が上。
  • 2026年の値上げで、負担増が確定している → 更新前の今が見直しの好機。

beatを残す方が良い場合もある会社

  • 社内にIT担当が全くおらず、とにかく丸投げしたい → beatの「全部お任せ」の価値が差額を上回る場合も。
  • 多拠点で、拠点間接続を頻繁に使っている → beatの拠点間VPN運用の手軽さにメリットがある。

私たちは「とにかくFortiGateに乗り換えさせたい」わけではありません。貴社の体制と使い方を見て、乗り換えが本当に得になるかを正直に判断することが、結果的に一番の信頼につながると考えています。「そもそもUTMが必要か」から迷っている場合はUTMは必要ない?もご覧ください。

beat乗り換えに関するよくある質問(FAQ)

Q. beatからFortiGateに乗り換えると、いくら安くなりますか?

A. 20名規模・VPN付き・5年運用の場合、beat/active(VPN付き)が約109万円に対し、FortiGate構成は約55万円で、差額は約54万円が目安です。ただしbeatには24時間365日サポートやオンサイト保守が標準で含まれるため、乗り換え時は同等の保守体制をどう組むかも含めて検討することをおすすめします。

Q. beatの月額料金はいくらですか?

A. 中小企業で最も契約が多いbeat/activeは月額14,700円(税別)です。リモートアクセスオプションを付けると月額18,200円になります。beat/soloは6,800円〜、beat/basicは19,800円〜です。なお2026年5月に富士フイルムが価格改定(値上げ)を発表しており、更新時に負担が増える見込みです。

Q. beatは途中解約できますか?違約金はかかりますか?

A. 契約内容によります。最低利用期間や更新月が定められている場合があるため、まず契約書を確認してください。複合機とセットで契約している場合は、それぞれの契約条件を分けて確認する必要があります。解約は更新月の前に予告が必要なケースが一般的です。

Q. beatとFortiGate、セキュリティ性能はどちらが上ですか?

A. 高度なセキュリティ機能ではFortiGateが上です。beatは手軽さ重視のため、SSLインスペクション(暗号化通信の検査)やサンドボックスといった機能が限定的です。通信の大半が暗号化されている現在、この差は年々重要になっています。一方でbeatは設定不要・メンテナンスフリーという手軽さが強みです。

Q. 乗り換え時にセキュリティの空白期間ができないか心配です。

A. beatを解約する前に、FortiGate環境を並行して構築・切り替えることで空白期間を作らずに移行できます。解約タイミングと新環境の構築スケジュールを合わせて段取りすることが重要です。IT担当がいない場合は、この移行作業をまとめて依頼できる業者に相談するのが安全です。

beatの乗り換え、解約から新環境まで丸ごとお任せください
「解約のタイミングが分からない」「空白期間が不安」「そもそも得なのか知りたい」——
現状のbeat契約を拝見し、乗り換えの損得判断から解約・移行作業まで、ワンストップでサポートします。

ネットワーク無料診断・相談(無料)>

※乗り換えありきではなく、残す方が得な場合は正直にお伝えします。
※原則1営業日以内に、担当エンジニアよりご連絡します。

まとめ:beatが高いと感じたら、まず5年総額で比較を

まず5年総額で比較を

富士フイルムbeatは手軽で安心なサービスですが、月額を積み上げた5年総額で見ると、買い切り型のFortiGateとの差は約54万円にのぼることがあります。覚えておくべきことは3つです。

  • 月額でなく「5年総額」で比較する → beat約109万円 vs FortiGate約55万円(20名・VPN付きの目安)。
  • ただしbeatの手厚いサポートの価値も加味する → 差額で同等の保守体制を組めるかがカギ。
  • 2026年の値上げと契約更新のタイミングが見直しの好機 → 解約と新環境構築は同時に段取りする。

「うちのbeat契約だと、乗り換えて実際いくら安くなるのか」を正確に知りたい場合は、現在の請求書をもとに試算するのが確実です。FortiGateの機種選びはFortiGate 50Gの製品データベース、他メーカーも含めた比較はFortiGateの価格相場と導入費用の全体像もあわせてご覧ください。

UTMの導入・入れ替え、プロに丸投げしませんか?

機種選定から設置・設定・保守まで、ワンストップで対応します。「UTMの導入」「VPNの構築」「データの保護」など、貴社に最適なセキュリティ対策をプロが無料で診断・ご提案します。

ネットワーク構築・セキュリティ対策の専門家が、貴社に最適な環境をご提案します。

目次